(2019年8月31日更新)
陽だまりにゃんこです。
ポケモンGOではロケット団の登場以来、バトルに勝つとシャドウポケモンをゲットすることができるようになりました。
シャドウポケモンは最初からゲージ技で「やつあたり」という技を覚えているのですが、この技自体はさほど高性能ではないので使えません。
しかし、シャドウポケモンをリトレーンした後に「やつあたり」の代わりに覚えている「おんがえし」は、実は相当強力な性能をもった技だったりします。
◆「おんがえし」の超性能っぷりがスゴイ
おんがえしの威力は35(タイプ一致で42)と一見低そうに見えますが、3ゲージ技であり、しかも技の発動時間が0.7秒と恐ろしく短いため、トータルで見ると全わざ中屈指のダメージ効率だったりします。(属性相性は考慮しなければの話ですが)
実際問題、ノーマル技はレイドや攻める際のジム戦では相手ポケモンの弱点をつけないため、さほど使い道はないのですが、防衛側のジム戦となると面白いのではなのでしょうか。
そこで、この「おんがえし」を最も生かせそうなポケモンを考えてみると・・・
それがカビゴンなのではないかと個人的には考えています。
◆「おんがえし」をタイプ一致のカビゴンが使うと超厄介
カビゴンはもともとジム置きに向いている非常に高耐久なポケモンなのですが、エスパー技の「しねんのずつき」と、タイプ一致で威力1.2倍になったノーマル技「おんがえし」の組み合わせなら、ノーマルポケモンの天敵・カイリキーだって怖くない。
レベル40個体値マックスのカイリキーが上記の技構成で同じくレベル40個体値マックスカビゴンを攻めた場合、回避なしだと、
【カイリキーVSカビゴン】
カイリキー(カウンター・ばくれつパンチ):最短約24秒
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約16秒
カイリキーがどんなに最速で頑張ってもカビゴンの反撃に倒されてしまいます。
もちろん通常技とゲージ技がすべて開始直後から当たればの話ではありますが、通常技を避けて戦う人はめんどくさいのであまりいません。
というか通常技までタイミングよくすべて回避していたらかなり超人的ですし、時間も足りません。
それならばゲージ技だけを避けようとしても、
- わざゲージがたまりやすく非常に避けにくい3ゲージ技
- 恐ろしく技の発動時間が短い
- まだ「おんがえし」の回避タイミングに慣れていないプレイヤーが大半
といった理由から、ゲージ技を避けながら戦うのも困難。
これは相当いやらしい防衛ポケモンなのではないでしょうか。
◆カイリキー以外が相手でもお手の物
カイリキー以外にも、試しにミュウツーやディアルガ、あるいは「おんがえし」が効きにくい、いわポケモンやゴーストポケモン、はがねポケモンと戦った場合を想定してみましょう。
(以下、カイリキー同様PL40個体値マックスで回避なし戦った場合を想定)
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約13秒
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約20秒
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約29秒
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約23秒
カビゴン(したでなめる・おんがえし):最短約18秒
こうしてみると、カイリキーは通常技は「しねんのずつき」のほうが「したでなめる」より早く相手を倒せますが、それ以外のポケモンでは「したでなめる」のほうがよさそうです。
「したでなめる」でもカイリキー相手でもこちらがやられるより早く倒せますし、基本的にはジム置き時の最適技構成は「したでなめる・おんがえし」と見てもいいのではないでしょうか。
実際、自分も「おんがえし」カビゴンを攻撃側でジム戦で使ってみましたが、ゲージ技の連発具合は「ヤバい」の一言です。
こんなのが防衛側としてHP2倍になってジムに置かれていたら、正直言って非常に嫌ですね。めっちゃ時間食います。
ということで、おんがえしを覚えたカビゴンの考察でした。
ではでは。